感覚で単元未満株投資

単元未満株を感覚で買っていきます。

バリュースコア

バリュースコアから考える投資方針についての覚書です。

保有銘柄の現在地

バリュースコア?

バリュースコアという(たぶん)独自の指標を作ってみました。

スコアは以下の計算により導出します。

バリュースコアの導出

①配当利益率(取得単価)

 1株配当金÷取得単価×100=①

  保有している価格を基準とした配当利益率を算出。

 

②配当利益率(現在単価)

 1株配当金÷現在単価×100=②

  現在の価格を基準とした配当利益率を算出。

 

③配当利益率(平均単価)

 1株配当金÷((原価+現在単価)÷(保有数+1))×100=③

  現在の価格で1株購入した場合の取得単価を基準とした配当利益率を算出。

 

④バリュースコア

 AVERAGE(①,②,③)

  各利益率を平均してスコアを算出。

バリュースコアが指標していること

このスコアは配当利の観点から次の1株を購入したときの寄与度を指標しています。

スコアが高いほど寄与度が高く割安な、低いほど寄与度が低い割高な銘柄だということになります。

使い方

ポートフォリオを構成する銘柄は決まった。あとは積み立てていくだけだ。

とは言え、なるべく割安な銘柄を買っていきたい。というときに使います。

スコアは日々メンテナンスを行うことが大切です。株価は日々変動するものなので。

各銘柄の終値でメンテナンスし、スコアを確認します。

翌日は前日の終値より下がった銘柄の中で高スコアの銘柄を買いの候補としていきます。

終値より下がっていれば終値でメンテしているスコアを上回るからです)

留意事項

自身のポートフォリオを構成する銘柄の相対的な評価であることに留意しなければなりません。

株式市場全体での評価ではなく保有銘柄の保有銘柄中の相対評価であるということです。

また、スコアが高いか低いかは主観が評価の根幹であることも忘れてはなりません。

配当利益率がスコアの元となっている関係上、高配当銘柄は高スコアになりやすい傾向があります。逆も然りです。

分散投資(業種・投下金額)の観点から、スコアの低い銘柄へも投資せざるを得ないことがあります。

そこに懸念や躊躇がある場合はポートフォリオの構成銘柄を再考するタイミングなのかもしれません。

終わりに

資金力があれば買って放置で次々でよいのですが、限りある資金では無駄な投資は避け、よりよい投資先へ資金投入したいところです。